がんになってやることリスト

2人に1人はがんと簡単に言うけど、先の見えない治療、仕事、介護、ペットとの毎日、どうしたらいいの?

治療と仕事の両立支援コーディネーターになる

手術から1年4ヵ月経ち、元気です。

経過観察期間は4ヵ月に1回の頻度に伸びて、CTは1年に1度になりました。

リンパ浮腫外来の結果、基準値より左足がやや高く、弾性ソックスを医療保険で購入、同時にプールに通い、今は基準値内の良好状態です。これは、別トピで詳しく書きます。

 

仕事と治療の両立支援コーディネーター研修を終えて、コーディネーターになりました。

自身の経験が活かせる新たな1歩になります。

 

医療用レンタルウィッグの卒業

医療用レンタルウィッグを卒業して返却完了した。

返却方法は、NPO法人レターパック

返却期限は1月末だったけど、夏以降ほとんど使わなかったので、早めの返却をした。

レンタルした時は、「1年後はベリーショートで髪がなかなか生えない人もいるので、延長する場合の料金は•••」と説明を受けていたから、延長するかもと思っていたけど。髪は順調に早く伸びてショートにはなり、夏の間のベリーショートは涼しくて快適だった。

医療用ウィッグは購入すると20万円程だから、1万円のレンタルは大正解だった。

久しぶりに上京し、長年通った美容室で整えてもらい「いまのままでも、いいんじゃない?」と言われてまた1歩、気持ちが前進。

数年前から、ヘナカラーに変えて、治療後すぐに頭皮ケアをしていたから、満遍なく美髪に早く伸びて良かったぁ✨先日、乳がん抗がん剤治療を6年前にした友人から、髪のお手入れ方法聞かれて教えたら早速取り入れてた。情報は本当に大事だと、あらためて思う。

1年め検診

1年め検診。大丈夫🙆‍♀️でした。

入念な細胞診に、なんだかココロがざわつき、いつもすぐ出る血液検査結果が、なかなか出ずに郵送になり、モヤモヤしたけれど。

会社の検診での胃カメラも問題なし。

なんとか1年過ぎまして、髪はフサフサ、肌艶も良く、バリバリ働くことも出来ています。

昨年の今頃は、秋風を心地よく感じることも出来なかったな。抗がん剤の副作用で頭皮がヒリヒリ、髪の毛はごそっと抜けた記憶は決して消えないけど。

美味しくご飯が食べられる事に感謝の毎日。

リンパ浮腫も今のところ大丈夫🙆‍♀️

念のため11月にリンパ浮腫外来に行きます。

 

 

転職の誘いが増えてキャリアパスを再考

ありがたい事に、4月から転職の誘いが増えた。

ただ、経過観察期間だし、この時期の転職は勇気いる。今の会社は、会社が入っている保険で、勤続年数に応じて、給与の保証が担保されている。仕事は多忙だが、疲労が蓄積した場合は産業医面談で就業制限をかけてもらえる。新しい職場は、私への期待値も高く、つい頑張りすぎてしまう不安がある。

ただ、先の事が不透明だからこそ、働きがいを持って社会と長く関わり役立てる仕事をしていきたい。だから、国家資格の受験勉強を始めた。体調に負荷をかけないよう、来年の合格を目指す。

夏前に脱ウィッグ

暑い季節のウィッグは汗ダラダラで大変と、兼ねてから脅されていた。だから、夏本番前の脱ウィッグを目指して、抗がん剤治療が終わった1カ月後から、髪をマッサージしたりキレイに髪が伸びるように、心がけた。

抗がん剤で髪が抜け落ちて半年。美容師や家族、友人から、病気前の髪型よりいい!と高評価。

⭐️髪がまんべんなく、ふさふさ生えてきた

→これは、病気前5年くらいから、ヘナにカラーリングを変えていたからかな。美容師さんから、ふさふさで羨ましいと羨望の眼差しを受ける。

⭐️ほどよい癖毛

→髪がぬけると毛根が詰まり癖毛になると聞いてたけど、いい感じのゆるい癖毛。これはマッサージの成果かな。

結果、もう少し伸びたら、脱ウィッグにしようと思っていたけど、夏本番前に脱ウィッグできた!

ベリーショートで楽だし涼しい✨✨✨

 

経過観察期間が1カ月長くなった。

6月までは2カ月に1回だった経過観察が、半年に一度の造影剤CT検査の結果が良くて、3カ月に一度になった。血液検査の結果、肝臓の数値が前回、今回と少し高い。抗がん剤のダメージは半年経って残る。

前回指摘された尿酸値は、干物を食べるのをやめたら、基準値に下がった。食生活は大事。

卵巣を取り閉経してから、中性脂肪が高くなったけど、食生活で基準値内をキープ中。

でも、職場の定期健康診断で体重は増え、内脂肪も高く、原因はパンだな。甘い食べ物だな。

まあ、病気前の最大体重は超えてないので、美味しい物は我慢せず食べる、良しとします👍

癌で休むと人事評価は下がる

職場の上司から昨年度の人事評価が告げられた。

「私傷病欠勤期間に鑑みてベルカーブでDです」

平たく解釈すると、健康で1年頑張った同僚と比較され、評価が1番下になった。

厚労省から仕事と病気のガイドライン出されて、支援しなければ行けない、人事本部長の評価に落胆したし、癌の持病を持つ私自身を否定された気分になった。

「あなたは癌になって休んだ期間が長いから評価は1番下になりました」

意図的に癌になったわけでなく、働く人の4人に1人が癌になっている日本において、働く意欲を削ぐ人事本部長の決定に、翼を折られた気がして、とても悲しい。涙が止まらなかった。

仕事の評価は常に不公平さがつきまとうけど、こんなにも悲しい評価は社会人になって初めて。